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スケートボードと「嫁」
漆(うるし)×スケートボード

スケートボードと「嫁」

2019.12.27

Spot skateboardingをご覧の皆様、

SpotではSTORYというドキュメンタリーや、DORCUSからのSignatureリリースなどで度々取り上げて頂いているので、

ご存知の方もいるかもしれません。

九州は福岡を拠点に活動している清水 潤です。

 

このたび、ご縁がありまして、Spot skateboardingにてコラムを書かせていただくことになりました。

そこで何を書こうかな~と悩んでいたんですが・・・

私のアイデンティティ(自己を表す要素)と言えば、プロライダー、AJSA九州支部長、FLC(チーム)のボス、怪我、晴れ男、二児の父、会社員と言ったところかなと。

これらを元に経験し、感じたり、学んだしたことを中心に書いていこうと思います。

 

元々岡山県の津山市に住む田舎人だった私は、東京や大阪のド渋なスケーターに憧れていました。

イシコさん、晋さん、淳之介さん、赤熊さん、おっくん、ハッシーさんなどなど、あげればキリが有りません。

そして、兄、従兄弟(2人ともスケーター)の影響により、関西のSANTというチームの存在を知り、当時は痩せてて鬼攻めの滑りをしていたヴェニス氏(今もかっこいいよ!)にも非常に大きな憧れを抱き、気がつけば今やチームメイトに迎え入れて頂き、シグネチャーモデルまで出して頂いている始末。

幸せすぎます。

 

清水潤が男泣きしたシグネチャーモデルのサプライズはこちら

 

実は我らがボス、ヴェニス氏が最近結婚してまして、12月に挙式があったばかり。

そんな彼と「結婚して子供できたらスケートなかなか厳しくなりまっせ」的な会話をしたところなので、

コラム初回は「家庭とスケートボード」について書こうと思います。

 

スケートも仕事も家庭も子育ても、両立できる!

 

私はプロスケーターとしては恥ずかしい話ですが、残念ながらスケートボードの収入だけでは生計を立てれておりません。

よく、ショップで働いているのですか?

ムラサキで働いているのですか?

とか聞かれますが違います。

普通の企業で会社員として朝から夜まで働いて収入を作り、プラスして、プロ活動(主に撮影、デモ、インセンティブ、オーガナイザー、ジャッジ、スクールなど)でプロスケーターとしての収入も得ています。

 

spotskateboarding

スケートの撮影はプロとしての活動の中でも大きな割合を占める大事な仕事。

 

それだけでも結構大変なんですけども、それに加え家庭があり、子供が2人います。

6歳(娘)と2歳(息子)のかわいこちゃんたちです。

子育てをしたことのある人なら分かると思いますが、

子育てと仕事をするだけでもほんっと大変です。

そこに加え、スケートボードもしようとなると、めちゃくちゃ大変です。

しかもそれをプロ、サポートライダーのレベルでこなす。っていうのは、

正直しんどいし、自分で言うのあれですがよくやってるな~と思います。

しかし、そんなスケート×仕事×家庭×子育てですが、出来ないことはないのです。

コツというか文武両道的なやり方があり、人それぞれではありますが、私は出来ないことはないと思っています。

もちろん、かなりの割合で嫁さんの協力体制、理解が非常に重要で必要であることは間違いないのですが、嫁さんになる前の付き合っている頃からの積み重ねがかなり大切になってきます。

 

彼女とスケートボード、どちらも100%で

 

まず・・・

スケートボードを応援してくれる彼女を探しましょう。

これ大事っす。

彼女の時点でめちゃくちゃ応援してくれる人とお付き合いすることが重要です。

そして何年も何年も本気で頑張り続けて、少しずつ成功する姿や悩んでいる姿も見てもらい、ずっと応援してもらいましょう。

この時点で応援してもらえない人とは・・・

どうせこの先結婚しても応援してくれないこと間違い無し。

そんな場合はこの先どうするか?よ~く考えてみましょう。

そして自分も彼女のために頑張りましょう。

彼女とスケートボード、どちらも100%で取り組みましょう。

何なら睡眠学習もしてもらいましょう。

私は学生時代、当時彼女だった現嫁さんが寝ている時に、

延々とスケートボードの大切さを月に1回は睡眠学習で刷り込んでいました。

そしてそしてたまにばれたりするのもいいでしょう。

そうするとほんとにこの人は頭おかしいくらいスケートボードが本気で好きなんだなと、

またはほんとに頭おかしいんだな、ということをインプットできるはずです。

 

頚椎ヘルニアからの復活劇を追ったドキュメンタリー

 

睡眠学習はさておき…

彼女とスケートボード、どちらも100%を数年続けると(私の場合は8年間でした)、どちらも両立できるようになってきます。

同時に彼女(未来の嫁さん)に自分のスケートバカさ加減を心底理解してもらうこともできたはずです。

そして結婚、特に子供ができる前にもう1つやっておくべき重要なことが1つあります。

それは…

プロスケーターになっておくことです。

プロスケーターの定義は・・・?となると話題がブレるのでここでは割愛させていただきますが、要するに自身も彼女(嫁)さん、世間的にも「○○さんはプロである」と認知されることがとても大切です。

そしてお金が稼げるようになっているとなおさら良いです。

そしてそして本当にスケート1本で食べていけたら理想的で、その場合は以下の話はスルーしちゃっていいと思います。

では、なぜプロになっていると良いかというと・・・賢明な読者ならもう気づくはず。

そうです。

「俺はプロなのでスケートボードするのが仕事なんす!チャス!」と言って仕事(スケート)をしに出かけることができるのです。

たとえそれがマネーを生まない日(チルスケ)の日でも問題なしです。

「私、プロなのでトレーニングも大切なのだ。チャス。」と言って出かけましょう。

睡眠学習などを経て、スケートバカさを十分に理解してもらった上で、

「俺、プロなんで滑り行きます!」という武器。

長き年月を経て積み立てて来た充実のスケート馬鹿っぷりが正論になる日が来たのです。

 

スケートを理解してくれる嫁さんの存在が重要

 

ただし一点注意が必要です。

結婚して子供ができたらなおさら分かるはず。

「家事せざる者、滑るべからず」です。

男は仕事だけしてお金を稼ぎ、家事は嫁さんがするっていう昔ながらの日本男児スタイルはもはや現代ではほぼ通用しません。

男も家事育児をする時代。

普段から家事をして、俺は家のこともちゃんとやってるぜスタイルを出しつつ、

スケートする日はなおさらこれ見よがしに家事をやってから出かけましょう。

そうすることによって、心置きなく仕事(スケート)に没頭することができるのです。

それと逆にやってしまうとなかなかスケートと家庭の両立がうまくいかなくなってしまうのが、俗にいう「出来ちゃった婚」。

繰り返しですが、スケートと家庭、育児を両立するのは本当に大変なので、

色んな準備が出来てない状態で結婚、子供を作ると~、

ほんとにスケートできなくなっちゃいかねませんので、スケート馬鹿の良い子は真似しちゃいけません。

ということで結論。

スケートを続けたいヘッズたちは、スケートだけで食って暮らせるようになるのが一番ってことですね!

最後におさらい。

結婚するなら、スケートを心底理解してくれる嫁さんの存在がほんとにほんとに重要です。

なんだかんだ言いましたが、我が家もそれで成り立ってます笑

ということで嫁さん、今までも今もいつもありがとう。

ほんとに感謝してます。

一番いいのはスケーター同士の結婚がいいのかもね~笑

ということで、ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。

第1話、完!

#コラム

#清水 潤 / Jun Shimizu

Spot SKATEBOARDING

TEXT BY

清水潤

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