FULLPARTOGRAPHY 中浦大輔

2020.01.16

名古屋を代表するスケーターの1人“キセキのナカウラ”こと中浦大輔がフルパートを公開。

世界を舞台にしたスケールの大きさと、度肝を抜く奇跡のようなトリックの数々を、インタビューと合わせてどうぞ。

 

ーーパートを作ったきっかけ

 

今回ビデオを作ってくれたみやG(宮嶋明徳)とパート作ろうってずっと一緒に動いてて。

あれが撮れてない、これが撮れてないっていろいろ撮影しにいって。

ある程度フッテージが溜まってきたところで、HONDARからのサポートが決まったり、入籍したり、自分主催のコンテストがあったりってことで、

じゃ一旦区切りつけて出すかって感じ。

 

ーー最初のケイブマンボードスライドすごいね。

 

あれはもう完全にノリだった。

こんなんあるよってスポット連れて行ってもらったから、とりあえずやっとくかみたいな。

じゃカメラ回ってて撮れたっていう。笑

せっかく連れて行ってもらったスポットは何でもいいからトライするようにしてる。

 

ーー海外でのフッテージについて

 

チェコ、ポーランド、マレーシア、中国、日本かな?

中国はキックアウトもないし、スポットも良いし。

こっちでいうストリートパフォーマンスみたいなノリだから人が集まってくる。

今回フレンドで1トリック出てるマニー・サンティアゴも中国で撮ったね。

みやGと一緒に撮影してたときに、マニーが俺も何かやるから撮ってよって。

マニーとはデイブ・バチンスキーと共通の友達だったんだけど、2年位前から一緒にツアーいったり、コンテスト出たりとか仲良くやってる。

会ってそんなに長くないけど、気が合うし、部屋が一緒のことも多かった。

 

ーーラストのトリックについて

 

あれはホントに大変だった。

2年前にもトライしたけどできなくて。

昼間から夜中までやってもできなかった。

で、パートの締め切りあるから週末にまたトライしたけど撮れなくて。

カメラのバッテリー使い切って、発電機のガソリンもなくなって、何度もスラムして。

次の日にリベンジしてやっとメイクできた。

だからあれは嬉しかったね。ホッとした。

曲がってるレールなんかボードスライドするもんじゃない。

2度とやりたくない。笑

ずっと撮影につきあってくれたメンバーに感謝。

 

spotskateboarding

Photo by Gustavo Firreira

 

ーーフルパートを撮り終えて

 

インスタみたいにさらっと流されるものと違って、フルパートで120%の自分を見てもらうってことが大事だと思う。

しっかり作品としてまとめることで価値が出るし、これ見てもらえれば俺の全てが分かるだろうし。

インスタはオマケかな。

あとは編集してくれた人とか、撮ってくれた人、音楽作ってくれたり、もちろん見てくれたり応援してくれる人がいるってのは幸せだね。

色んな人との繋がりは大事だなって思ってる。

 

Edit

Akinori Miyajima

 

Filmers

Akinori Miyajima / Mark Khor / Geores Agonkouni / Kent Terai / Fernand Pixain / Hiroki Ueda / Kenya Koto / Eric Iwakura / Kiyoshi Kominato

 

Music

Kevin O’Connor

 

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