コラム 本間章郎 第4回:パークを作るってカッケーす その3
漆(うるし)×スケートボード

コラム 本間章郎 第4回:パークを作るってカッケーす その3

2018.07.29

千里の道も一歩から

さて、前回の陳情書のサンプルはダウンロードしましたか?陳情書サンプルには色々な要素が含まれていることは前回のコラムでご説明しましたが、最初の一歩を踏み出していくと、いろんな方向に話が広がっていくケースがあります。議員の反応がすごく良かったり、悪かったり、市役所の建設部とかオリンピック・パラリンピック担当とか、予想もしなかったところに話がまわったりします。そんな話をされる中で、皆さんにブレずに持ち続けてもらいたい指針があります。それは、話が進んだら必ず自分達だけでなく、パーク建設に詳しい第三者に協力を頼むこと。

です。これはまた次回以降も詳しく書きますが、まずは

自分達だけで進めるよりも有識者など第三者を入れたほうがいい結果につながる

ということを忘れないでください。

ここは今までも何度もお伝えしていることですが、少し話が進んでくると、地元愛好者の人は全部自分達でやりたがる。そりゃそうですよね。地元に自分達が関わったスケートパークができるのです。自分達が好きな内容で好きな使い方をしたいはずです。全国のパークの例などはググればすぐに出てきます。他のパークのデザインや自分たちが欲しいセクションのデザインなどはすぐにわかるし、それができればいい、なんて姿勢で進めてしまうと、本当ならもっと広く活用できる魅力的なパークが出来たのに、自分達だけで進めてしまうと地元愛好者の知識や経験以上のパークが出来る事はありません。また、実際に計画が動き始めるとわかることですが、役所担当者もプランニングに関わるコンサルも、スケートボードに関しては全く知識も理解も経験もありません。スケートボードには色々なスタイルがあり、それにあったフォーマットが必要ですが、一部の地元愛好者の意見が全て正しいと考えてしまうことも多いので、思ったよりも自分達の意見が通りやすいのに驚くはずです。でも、実際のパークが出来れば他のエリアや自治体からも沢山のスケートボーダーがやってきます。実際に滑ってみて「このセクションのサイズおかしくない?」、「この敷地の使い方変じゃない?」、「なんでここにコレがあるんだろうね」ってことになる場合がある。もし評価が悪ければ「誰がこんなの考えたんだ!」って事にもなりかねない。もちろんスケートボーダーはそれぞれに好みがあるので意見が割れるのは当然ですし、むしろそういうヘンテコな部分をどう攻略するのか、に魅力を感じる人たちもいます。でもやっぱりできる限り多くの人に楽しんでもらえて、自分達にとっても魅力的な場所にしたいと思いませんか?

ガッカリなパークにならないために・・・

しかし地元愛好者の中に公共事業の専門家がいない限り、他のパークの設計やデザインはわかっても、それが出来るまでのスキーム、プランニングからヒヤリング、デザイン、基本図面作成、その図面で本当にいいのかという確認から、実施図面作成、入札の仕組み、施工方法や施工確認、そして完成検査、などなど色々なパブリックパーク建設の段取りに合わせて、事前にあらゆることを想定してリスク回避していく手段や方法を知っている人はまず居ません。ヒヤリングでは全ての要望が伝えられと思っても、そのとおりのパークが出来る保証はありません。基本図面では完璧に理想のパークが出来ていても実施図面で修正が入ることを知らされなかったり、施工のスキルが足りずに図面とおりに完成しないケースもあります。スケートボードパークは実はスタート時から完成まで、見えない落とし穴がいっぱいあって、それを避けながら進めて行くことで「理想のパーク」に近づけるのです。図面やパースを見てワクワクしても、施工でガッカリするのはなんとも理不尽で無駄なことだと思いますが、実際には全国でそういう事例がいくつもあるのです。なのでパーク建設に詳しい第三者になるべく早いタイミングで協力してもらうことで、そういうリスクを少しでも回避して行くことが必要なのです。

 

ガッカリなパーク ©thrashermagazine.com

 

では、「有識者」、「パーク建設に詳しい第三者」って誰だと思いますか?それは実際にいくつものパーク建設に携わった経験がある人です。僕のような活動をしている人が他にも居るだろうし、プロライダーだったり協会の関係者だったり、ショップのオーナーだったり、工事関係者だったり、色々なケースがあるでしょう。さまざまな規模の公共パーク建設に携わった人がいいかもしれません。みなさん地元愛好者グループとしては、話が進み始めても、より良い指針はないかって、常に新しい有益な情報を取り入れていける柔軟さを持って進めて行くのがいいでしょう。

 

ちょっと思っていたより話が逸れてしまいました。前回ご説明した陳情書の宛名はどうなっていましたか?「●●市議会 議長さま」って宛先になっていたかと思います。まあ、市議会なのか区議会なのか県議会なのか都議会か府議会かはそれぞれ皆さんが暮らしている行政区に合わせて頂くとして、「議会の議長」に宛てて陳情書を提出します。場所によってはすでに議員さんに協力してもらったり、相談に乗ってもらったりしているところもあるかもしれません。良く聞く話で「市役所にパークを作ってくれないか相談に行った」っていうのがあります。実際にパークを作るのは、自治体の建設部だったり、建設場所が公園緑地課の担当公園だったりすることが多いので、市役所に相談にいく人も多いかも知れません。勢いのある人はすでに沢山の署名を集めて役所の公園緑地課とかに持って行っちゃうかもしれません。でもね、陳情書は「議会の議長」に宛ててください。署名を添付する場合も議長に提出するのです。では議会ってなんでしょう。議員って何をする人ですか?意外と知らない人もいるようです。

思った以上に行政は、スケートパークの建設に前向きかも

日本は民主国家です。多数決で決めた方向に動いていきます。皆さんがニュースでみる採決とかもみんな何かを「民主的」に決めるひとつの手段です。議員さん、って聞くとなんだか偉い人に聞こえます。確かに市民や区民、都民や府民の代表としての責務を担うので、みんなが選挙で選んだ代表としてのポジションがあるのかと思います。ちょっとググってみてください。「皆さんが住んでる町の名前+議員+報酬」で検索すると各自治体の議員さんの報酬が出てきます。場所によってまちまちですが、報酬と別に活動費や調査費などの経費が認められるところも多いので、それが高いのか安いのかは別として、しっかりと職務を全うしてもらいたいところです。議員さんは皆さんの代表です。市民の意見を行政に活かすのが議員さんのミッションです。なので、どんどん皆さんの意見は議員さんに届けて欲しいと思います。でもどの議員さんにどうやって伝えればいいか、っていうのは調べてもなんだか良くわかりません。政党や方針などを見ると「ちょっとこの人は違うな」って感じる人も居るだろうし、「この人だったら懇意にしてくれるかも知れない」って思う人も居るかも知れません。

 

このコラムは議員さんも読んでもらえているようです。前回のコラムの更新後に議員さんからスケートボードパークに関しての質問を頂きました。僕が思っているより全国には沢山の議員さんや役所の担当者の方がスケートボードパークを作ってあげたいと思っているかも知れません。また提出された陳情書を見ると、前回のように皆さんにご紹介している陳情書のサンプルを色々なところで活用してもらっているようでなによりです。ちょっと「議会+一般質問+スケートボード」でググって見てください。こんなに沢山の自治体で沢山の議員さんがスケートパークを取り上げています。中には現役スケーターの議員さんや数々のパークを視察されて強く要望をしている議員さんもいらっしゃいます。議会の発言には議事録もあるし、どの政党のどの議員さんの発言かもすぐにわかります。もし自分の住む街の議員さんだったらそういう方に投票するのがいいでしょう。さらにできれば「スケートパーク建設を応援してくれるので投票します」って事前に連絡したりして、さらに「選挙公約に入れてください」なんてお願いできればさらに一歩前進することになるかも知れません。これから陳情などが全国で増えるとさらに応援してくれる議員さんも増えるでしょう。しかし、どういうものが地元に適切なのか、どういうステップで作るのがいいのか、前例がすごく少ない事だし、ローカルによって望まれるものも、敷地面積も予算規模も違います。設計や施工の細かいところまでは、愛好者だけでなく、役所も議員さんも自治体の首長もわからないことが多すぎてなかなか着手できていないのが実情なのかと。今後も僕は色々書いてしまいますが、いくつかのケースで実際にパークが出来るまでの経緯を説明していくので、もしこのコラムを読む議員さんや役所の方がおられましたら、ぜひ地元のスケートボード愛好者を応援してもらいたいと思っています。

 

では議員さんに僕らの要望を伝えたら、次はどう進むのでしょうか?議員さんはすべて議会に出席します。通常、年に4回の定例会と別に臨時会があります。そこでは市長や議員が出した議題に関して審査や議決をします。そして議会の期間以外には、別の行政区に視察に行ったり、自分が出す議題の調査や研究、現在の行政の問題点や街にある諸問題を探したり対応策を考えたり、市民の要望を聞いたり、お祭りでお神輿を担いだりしています。市民の代表としてより多くの市民の応援をもらうことで人気も任期も延びていくのです。

 

僕らが「スケートボードパークが欲しい」と議員さんに相談して、議員さんも賛同してくれたら、議員さんは「スケートボードとはどういうものか」、「どうして自分達の街にスケートボードパークが必要なのか」という点に関して調べます。次にどう考えるか、と言いますと、「スケートボードパークを作ることでネガティブな要素はないか」ってことを考えます。なんでネガティブな面も考えるかと言いますと、一部の市民の声だけを聞いて税金を使って作ったパークで問題が起きた場合はそれを応援した自分にもネガティブな影響が出る、と考えるでしょう。当たり前です。議員さんは4年に一度の選挙で選ばれた人たちで、次の選挙に当選しないと議員でいることを継続できないからです。ここまで書くとわかると思いますが、議員さんは政治家です。自分達の住む自治体をより良くするために市民に選ばれた代表です。もちろん選挙で当選することは自分のポジションを維持するためにも、自分が理想とする政務活動を継続していくのにも、とても大事なことです。

 

はい、そこで署名の話をしたいと思います。僕は全国のスケートボードパーク建設を望むローカルスケーター達からよく相談されますが、その質問の中に「署名は必要ですか?何人くらいの署名があればいいんですか?」っていうのが多いので、そのことに関してちょっと考えて見ましょう。

大きな数の署名にはそれだけの力がある

署名はなぜ集めるのでしょうか?「スケートボードパークが欲しいのは僕だけじゃなくてもっと沢山の人が望んでいることです」って言うことを示すために集めます。さきほど言った民主国家である以上、数にはとても大きな意味があります。ある自治体で議員の当確ラインが5000票だとします。その自治体で、その自治体に住む有権者の署名が6000票あったら議員さんはどう思うでしょうか?「パークを作れば当確ラインを越える市民に賛同してもらえる」と思う人も居れば「パーク建設に反対すれば当確ラインが危ないかも知れない」って思う人も居るかも知れません。大きな数にはそれだけの力があります。ただそんな数の署名を集めるのは本当に大変ですし時間もかかります。僕が地元で活動した際に集めた署名は約650人でした。署名用紙の一枚に入る人数を10人くらいにして、ローカルの中学生や高校生に頼んで学校に持っていってもらい、クラスの友達に5枚ずつ渡してもらって、さらに友達から署名を集めてもらいました。それぞれが家庭に持ち帰ってもらい、友達の家族全員に署名をもらって大体3~6人くらい埋まります。ちょっと空いているよりピッチリ埋めて出して欲しい、って言葉を添えてもらったので、それぞれの家庭で近所付き合いがあるところは隣近所、近所付き合いがないところは親戚や家族の兄弟などからも署名をして1枚に10名近くの署名をもらいました。ちょっとネズミ講っぽいですが、「市民」の署名をなるべく労力と時間をかけずに一番効率的に集める方法を色々考えて取った方法なので、もしご参考になるところがあれば試してみて下さい。僕は2度署名活動をしていますが、駅前で署名のお願いをしたことはありません。で、約3週間で650の署名を集めて提出しようとしたら「2つ穴を開けてヒモで閉じ、表紙を付けて提出してくれないと受け取れない」って言われました。なので、自治体によっては署名のフォーマットやルールがあるかもしれないので、もし署名を集める場合は最初にそういうフォーマットやルールがないか調べたほうがいいかもしれません。せっかく集めた署名が無駄になっちゃうと泣いちゃうからね。また最近ではWEB署名なども増えていますが、僕の個人的な意見では「最初の一歩」としては、まずローカルの需要がどうなのか、っていうことを署名を通してお伝えするのがいいと思います。パーク不足は全国的な問題ではありますが、まずはローカルの予算でローカルに作ってもらうことが大事なのでWEBでより多くの署名を集めることよりも、地元の自治体でより多くの市民に署名してもらうのがいいかと思います。選挙では数十票で当落を分けることもあるので小さい数字を馬鹿にすることもできません。

 

4千筆を超える署名で実現した高知県四万十市のスケートパーク。

 

こんな風に書くと、これを読んだ議員さんから「私は立場や票のために応援するのではありません!」って怒られちゃうかもしれません。もちろんです。言い過ぎた部分もあります。ごめんなさい。街や生活環境を市民にとってより良くしていくことが議員さんのミッションなので僕らはスケートボードパークをどれだけ市民の愛好者が望んでいるのか、それができればどれだけ市民生活が充実するのか、年齢を越えた連帯感が作れるスケートボードで地域のネットワーク作りにも大きく期待できますし、パークで育った地元愛好者が成長し全国で活躍できれば、先見性がある自治体としてどれだけ全国にアピールできるのか、ってことをお伝えして、スケートパークができることで生まれる地域の活性化、青少年育成、日常生活の充実感や自治体のメリットをご理解してもらうのがいいでしょう。

 

また脱線しかけていいますのでちょっと話を戻します。そうやって議員さんにご理解され、応援されることになったら、議員さんは議会での議題として「こういう理由でスケートボードパーク建設を検討してもいいのではないか」とあげてもらえるでしょう。もちろんそこまでに議員さんも他の自治体のパークを視察したり調べたりして、自分の街にスケートボードパークがないのはちょっと遅れているな、って思ってくれているかも知れません。その議題に関して他の議員から質問があったりして、最終的に議決されることになります。通常、議会の建設委員会などで議員さん5人の内、3人の挙手があれば採択です。その後、本議会で採択されればパークがその自治体にとって必要だ、って決まり、役所が執行することになります。ただ委員会のステップでは前回のコラムで書いたような「バンザイなしよ」的な状況になる場合もあります。議員には会派ってグループがあって支持政党の影響力もある。無所属議員もいますが、与党野党でパワーバランスもあるし、慣例的に議長は第一会派から選出されることも多く、その辺の流れには政治力が働く場合もあります。

スケート界は初めてのことばかり。だからこそ前例がなくてもチャレンジが大切

さてちょっと今回も長くなっちゃってます。このペースだと僕が伝えたいことを全部書くのに「ドカベン」や「こち亀」くらいかかるかも知れないので、ちょいマキで進めましょう。

で、今回のポイント。これだけ色々なことを経て議会で議決されるステップに進むのですが、「陳情書」が正しく説得力ある形で提出されれば、一気に採択までのステップが近くなります。議員さんに知り合いが居なくても、ひとりの市民として議長宛に陳情書を出すことで議会に一石を投じることができるのです。ね、陳情書出したくなっちゃうでしょ?

 

陳情書を提出してもウンともスンとも反応がないケースもあるでしょう。その場合は何度も同じ陳情を出すのでなく、まず自分が出した陳情がどう扱われているのかを議会に問い合わせます。議事録で記録も残りますのでどう議論されたのかもわかります。そこで出された反対意見なんかは次の一手をどう出すか、に役に立つこともあるのでチェックしておくのもいいかもしれません。そして否決されちゃうこともあるでしょう。「予算がない」、「場所がない」、「前例がない」が否決される三大理由ですが、それをやんわりと表現されることが多いです。でも「予算」はどこかで何かを使っています。例えば誰も使わないような施設や無駄な使途があれば「それよりパークの方が有益じゃん」ってなりますし、「場所」は予算や要望の規模感でいくらでも合わせることができるのです。また、スケートパークは建設現場で遺跡が発掘されて凍結5年の場所の表面利用とか、健康に影響のない汚染土や瓦礫が埋まった土地の表面利用とか、次の都市開発までの休眠地など、期間利用や条件付の利用でも充分作ることができるのです。まずはそういうところでやってみて地元活性化の様子を確認し、費用対効果が高ければさらにいい場所に作ってもらうことも理にかなってます。「前例が」なんていう自治体には、『これからオリンピック開催など沢山の「はじめて」が続く状況です。本当に必要な「はじめて」へのチャレンジはまずインフラ整備からなのでは?』と主張してください。本当にどこかのタイミングで変革や挑戦がない限り、新しい何かが生まれることはありません。

 

世界最大のスケートパーク SMP SKATEPARK (中国)

オリンピックでもメダルが期待できるのに、練習できるパークが足りない!

あらら。結論と言いながらちょっと話が壮大になり過ぎました。今回はこの辺にしておきます。行政区の首長や役所のポジションに関しては次回、にしようかと思いましたが、やっぱり今回の最後に簡潔にご説明します。市長や区長など行政の首長はみな「政治家」です。民意を汲んで自治体をより良くすることがミッションです。議員の説明と似てますが、ポジションがちょっと違います。「専決処分」って伝家の宝刀も持ってるし、なんだか首長は城下町の殿さまのようです。首長の考え方ひとつで自治体全体が大きく動きます。ただなんでも首長の思い通りに行く訳でなく、多くは議員の審議を経て決まるのです。首長も議員さんと同じく任期があり4年ごとに選挙で選ばれます。

 

そして役所の人は「公務員」です。公務に従事する人たちなので、首長や議員さん達「政治家」とは考え方もポジションも行動も権限も全く違います。僕はずっと首長は役所のトップで役所の代表だと思っていました。会社でいう社長と社員みたいな関係なのかと思っていたら、それは全くの間違いでした。首長として議員と審議して施策を決めて、内容や方法を決めて具体的に役所が動く、って関係性なのかと思います。僕は大学では社会学部でその辺は専門家じゃないので、ちょっと憶測も入りますがそんな感じなのかと。なので首長に直接意見を届けられる「市長への手紙」、「市民ポスト」、「区長への声」など、役所のWEBサイトにあるシステムを有効利用することはパーク建設に大きく付与する可能性があるのです。例えて言うならば、「色々な畑にバラバラに種を撒くよりも、事前に調べて効果ありそうなところに効率的に種を撒く」。のが僕がオススメする方法です。なんか「机上の論」的な色々な作戦を書いているのではありません。現状、全国的にスケートボーダーの数やスケートボードの認知度から見ても、スケートボードパークは絶対的に数が足りなく、その規模や内容に関しても需要に対する供給のバランスが全く取れていないのです。2020TOKYOに向けて選手たちが競技内容に合わせて練習できる施設は全国で数箇所、愛好者比率で見ればほぼ無いに等しい状況であることをまず広く皆さんにご理解してもらいたい。そしてまず、胸を張ってのびのびと練習できる場所がない、ってことはパーク以前の大きな問題なのかと思います。予算や敷地や計画的にパーク建設が難しい状況でも、胸を張って練習できる「ヒロバ」的な場所は、どんな自治体でもその気になれば必ず実現可能だと考えます。

 

さて、めでたく議会で議題にあがり議決で採択された、とします。そこからは自治体により色々な動きになって来ますので次回のコラムではその「役所の執行」に関する流れの例や対応策に関して。あ、このペースじゃ連載終わる頃にはオリンピック終わっちゃうので、次回からはちょいマキで進めます。たぶん。

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本間 章郎

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本間 章郎

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