FULLPARTOGRAPHY 武石レオ
2018.11.02
九州のスケートシーンで欠かせないスケーターの1人、武石レオ。
貪欲に表現しつづける彼の集大成ともいえるこのパートは、地元福岡への愛と、スケートボードへの情熱が溢れた作品となっている。
今回のフルパートについてのコメントと合わせてどうぞ。
ー今回のフルパート制作の経緯を教えてください。
スケートを始めて1年頃から自分でビデオデッキ2台でパートを作り、それ以降、撮影やパート作成については継続的に活動しています。今回のパートもその一貫です!パートって自分の名刺のようなものかなと思うところもあるのでスケートできる限りはパートを作り続けたいですね。できたパートはその時最適なところでお披露目できるようにしています。
ー地元のスポット以外にも海外のフッテージがありますが、これはどのようにして撮影されたものですか?
自分で置き撮りしたり、現地で仲良くなったスケーターにとってもらいました。極論1人でもフルパート作れると思います!(笑)
ーこのパートで一番苦労したことは?
自分のフルパートでちゃんと世に出せたかなと思うものが少なくとも4~5個はあって、自分の得意だったトリックは出し終えたので、苦手だったマニュアルトリックに手を出してみたりと、トリックチョイスには苦労しました(笑)
ー撮影、編集を担当しているのは誰ですか?
撮影のほとんどと、編集は、スケーター兼エディター兼フィルマー兼MC兼お好み焼き屋の西田耕治です!あとはPLAYERS 3Sという福岡の天神にあるミニランプ併設のスケートショップに所属していて、そこでチームライダーとして一緒に活動している上田つぶらや、甲木啓介にもフィルミングしてもらいました。
ープロスケーターとWebエンジニアという2つの仕事の両立について教えてください。
スケートボードは生活の一部なので両立っていう概念がそもそもないですが、もしスケート以外に仕事をするのであれば自分の好きなこと、楽しいことしようって感じです!
ちなみにプログラミングは結構スケートに似てるところがあって、やってて楽しいですよ!僕がリスペクトするブチくん(川渕裕聡)もエンジニアをやってて、それについて話したりしてます!(笑)
ー地元福岡、そして九州のスケートシーンについて教えてください。
九州、福岡は関東や関西と比べるど明らかに環境の差を感じていますが、最近はオリンピック効果や時代の流れなのか、福岡でもスケートボードが広く認知されるようになり、パークを作ろうとする動きや、キッズスケーターの増加も目立ってきてシーンは確実に右肩あがりだなと感じてます!
個人的には九州、福岡はスケートの歴史がとても深くて、先輩のプロスケーターの方々には常にリスペクトしかないですし、福岡が大好きです!食べ物も美味しいですし、女の子と男の子の比率も7:3くらいなので、是非遊びに来てください!(笑)
ースポンサー、そしてスケートファンへ一言お願いします。
ありきたりな言葉になりますが、今こうやってスケートが続けられるのはスポンサーや支えてくれたチームメイトや、自分とセッションしてくれたスケーターのお陰だなとつくづく思います。スケートボード最高ですね!
武石レオ(1985年4月6日生まれ)
THUNDER / SPITFIRE / FLC / PLAYERS 3S / イナンクル
Edit by 西田耕治