INTERVIEW:菊池泰世 フォロワー6万人。SNSで大ブレイクした12歳の天才スケーター。
2018.09.18
現在のスケートボードシーンにおいて、スターライダーになるにはどのようなことが必要だろうか。 コンテストで勝つことやメディアに取り上げられること、フルパートを制作することなど様々な方法があるが、この少年の場合は少し違っていた。SNSを通じて日本を通り越し、わずか1年強で世界中から ”未来だ!” と賞賛を受けるようになったのだ。彼の名は菊池泰世(きくちたいせい)。彗星のごとくシーンに現れたこのネクストジェネレーションのインタビューをお届けしよう。
成長障害なんじゃないかって調べてもらった
ーまずは自己紹介からお願いします。
菊池泰世です。2006年1月10日生まれの12歳。中学一年生です。HUF JAPAN、Santacruz Skateboards、187 Killer Pads、Ace Trucks、F2O Park、WARASHIBE RAMPからサポートを受けています。
ー初めて会った時に”本当に小さいな”っていう印象を受けたんだけど、よく言われない?
言われますね(笑)。実際にクラスでも身長は一番低いです。しかも背も全然伸びないからお父さんはそれを心配して、成長障害なんじゃないかって保健センターみたいなところまで行って調べてもらったこともありました。でも結果は特に異常なし。成長ホルモンは微量だけど分泌されているみたいです。ただその状態がしばらく続くみたいで、最も身長が伸びる思春期が他の人よりも遅いって言われました。高校生くらいの年齢になるだろうって言われているみたいです。
ーなんだかサッカー選手のメッシみたいな話だね。泰世は体格が変わらないからトリックの吸収が早かったのかもね。ところでスケートボードを始めたきっかけは?
2014年のソチオリンピックです。スノーボードのハーフパイプで平野 歩夢選手が銀メダルを取ったところを見て、カッコイイなと思って始めたい!と思ったんですけど、僕が住んでる静岡県には近くにスノーボードをする場所がなかったんです。それでもスケートパークは近くにあったから、それならスケートボードをやってみようと思って始めました。平野 歩夢選手には1回だけSHONAN OPENで会うことができました。その時は人生を変えてくれた人なので、思わずサインをもらっちゃいましたね(笑)。
ーと言うことはまだ4年とちょっとのキャリアしかないんだね。そんな短い間で一体どういう練習をしてスキルを上げてきたの?
一番最初はWARASHIBE RAMPで内英二さんがやっているスクールに通っていました。そこで基礎は覚えたんですけど、ある程度できるようになったら、途中からスクールは受けずに、自分で考えていろいろなトリックを覚えていきました。僕、スケートビデオはあまり見ないんです。ビデオを見てこのトリックをやろうじゃなくて、何気なくケータイとかを手でクルクル回したりとかして、どんなトリックができるかな~て考えるんですよ。家ではそんなことばかりやってます。それで頭の中でイメージを固めてから実際にトライする感じですね。でもやってみるとどれも難しくてなかなか出来ないですけど。
ーそういうアーティスティックな感覚を元々持っていたんだね。それが努力でさらに磨かれていったんだ。もう天性の才能だね。
ありがとうございます。あの、僕にとってスケートボードは作品みたいなものなんです。いかに頭でイメージしたことを形に出来るかなので、絵を描くこととかに似てるかもしれません。そうしてできたトリックを組み合わせて、それをラインで繋いで……、ということを繰り返しています。僕にとって映像を公開することは、他の人に例えるとコンクールで作品を提出するようなものだと思います。だからinstagramに公開するにしても、すでに見たことがあるトリックとかラインは絶対に出したくないんです。まあ自己満足の世界ではあるんですけど。
1日で“あなたをフォローしました”の通知が何千件も。
ーけどそのこだわりが海外から評価されている理由のひとつなのかもね。でも、instagramのフォロワーはどうやってそこまで増やすこと(2018年9月現在で約6.1万人)ができたの?
きっかけは去年の6月に自分の映像をたまたまSkate Crunch MAG(@skatecrunchmag)とMetro Skateboarding(@metroskateboarding)が発見して、アップしてくれたことですね。キックフリップ B/Sノーズブラントの360アウトができるようになったので、それを公開したのが気に入ってもらえたんだと思います。
あと、これはその時のエピソードなんですけど、当時はお父さんがアカウントを動かしていて、多くの人に見てもらえるようにタグ付けをたくさんして、有効活用してくれていました。それで公開して数日経った頃、お父さんがケータイを見たら仕事中に突然電源が切れちゃったみたいなんです。充電もしっかりしていたのにおかしいなと思って電源を入れたら、~~さんがあなたをフォローしました。というのが何千件も来ていたみたいです。お父さんが興奮して話していたのは今でも覚えていますし、本当にビックリしました。それが一番最初ですね。そこからほぼ1年でフォロワーは6万人くらいになりました。本当に嬉しいです。
このキックフリップ B/Sノーズブラント 360アウトのメイクがブレイクに繋がった
ーそれは興奮するよね。本当にビックリだ。
はい。あとはそこまで真剣にやっているという訳ではないんですが、facebookの拡散もスゴくてビックリしています。今年の3月の公開したF2Oパークのボウルでの映像があるんですけど、それは再生回数が490万回以上で いいね!も13万以上、さらに5万8000シェアと1万1000件のコメントが来ていて、今でもその数は伸びています。他にも200万回くらいの再生回数になった動画もあります。こうなってしまうと自分でもどこまでどのように広まっているのか全くわからないです。もちろんSNSを通じて海外にこうして広まってくれたのはスゴく嬉しいですけど。
驚異的な再生数・シェア・いいね!・コメントを記録したムービー。
このルーティーンならそれも納得。
スポンサーはinstagramのダイレクトメッセージから
ー時代の進化だよね。泰世はまさに現代のネットワークシステムが生んだ次世代スターというわけだ。ところで現在のスポンサーもサポートされるようになったのはinstagramがきっかけなの?
そうですね。スポンサーはほぼinstagramでダイレクトメッセージが来て決まりました。自分でスポンサーミーをしたのは一番最初にお世話になったWARASHIBE RAMPしかないんです。
Santacruzはアメリカのマネージャーから直で連絡が来ましたし、187もアメリカから直です。Ace Truckもアメリカ本社から日本の代理店のBP Tradingに連絡があって声がかかりました。他にも声をかけてくれたところはあったんですけど、契約上の問題とかいろいろあってできませんでした。でもこれは普通に考えたら本当にありえないことですし、とても光栄なことです。声をかけてくれた人にはとても感謝していますし、これからも頑張らなければいけないなって思います。
あと、自分にとってHUFの存在はすごく大きいですね。地元の静岡にHUF JAPANがあるのもあって声をかけてくれたんですけど、HUFがサポートしてくれたおかげで、ライダーとして活動できるようになったと言うか、今までは習い事の延長線でしかなかったスケートボードを次の段階に引っ張りあげてくたんです。それにアパレルも規定のサイズだと背が小さい今の僕には大きすぎて着れないので、特別に小さいサイズのアパレルも作ってくれているんです。とても感謝していますし、HUFのブランド自体も、もちろんスタッフの人達も全てが大好きです。
ーそういうスポンサーには本当に感謝だよね。今年の5月にはHUF JAPANの人達と渡米もしてきたみたいだけど?
そうなんです。実はこれもきっかけはinstagramなんですけど、実は去年の末くらいにライアン・シェクラーから直でメッセージが来たんです。でもあまりビデオとか見ないから、当時は誰かわからなくて(笑)。でもめちゃくちゃスゴいトッププロだと知って、何回かメッセージのやり取りをしていたら、アメリカに来いと言ってくれたんです。それをHUFの人に話したら、じゃあ行こうってなって連れて行ってもらいました。その時ライアン・シェクラーは両足をケガしていて、彼のパークも工事中で一緒には滑れなかったんですけど、家にも案内してくれて本当に良くしてくれました。今でもメッセージのやり取りはしています。他にも、もちろんアメリカのHUFの人達や、187の人達にも会いました。皆スゴく良くしてくれて色々な繋がりができたので、早くもう一回行きたいですね。
ー今は頑張ればそうやって世界のトッププロから直接メッセージが来る時代なんだね。他にも最近はサンドロ・ディアスに呼ばれてブラジルも行ってきたんでしょ!?
はい。でもメッセージが来たのは本当に運に恵まれていたと思います。だからそれに恥じないように頑張っていかなければなって思っています。
サンドロ・ディアスはRedbullを通じて彼が主催している「サンドロ・ディアス キャンプ」と言うイベントに招待してくれました。わざわざ日本語でメッセージをくれたので嬉しかったですね。彼はブラジルではとんでもないスーパースターで、実際に行ったら山ひとつ丸ごと彼のキャンプ場になっていたんです。その中にプールやボウル、ストリートコースにバーチカル、レストランまであるんです。もう日本とは規模が全然違いすぎて本当にビックリしました。
泰世のようなスタイルは見たことがない
ー現地で何か取材は受けなかったの?
1件だけSkatemindと言うところの取材を受けました。実は去年の10月にRedBullのブラジルで、世界のベストキッズスケーター13人をピックアップするっていう企画があって、マルコス・ヒロシという人がそこに載せてくれたんです。それがあってさらに世界中の多くの人に知ってもらうことができて、ブラジルに行くきっかけにもなりました。だから彼が連れてきた人なら喜んでってことで撮影してもらいました。
他にも、今回行くのが決まったことをSNSに掲載したらfecebookのメッセンジャーなどを通じて現地のテレビ局やマガジンなどから取材の申し込みも来たんですけど、今回はサンドロ・ディアスのキャンプ場から出ることができなかったので、受けることはできませんでした。
泰世がブラジルで唯一取材を受けたSkatemindの映像
ーその年齢で地球の裏側の国まで行って多くの取材の申し込みを受けるってスゴイことだよ。他にはどんな思い出があったの?
皆と楽しく遊べたことが一番です。最後には皆Tシャツに寄せ書きしてくれたり、サインを求められたりして嬉しかったです。サンドロ・ディアスも実際に会ったら、スケートボードを30年以上やってるけど、泰世のようなスタイルは今まで見たことがない。誰が教えているんだ!? とか、どうやってこのスタイルを作ったんだ! って言ってくれました。本当に光栄です。
ーそういう繋がりができたのならもう日本にいるのはもったいないね。
はい。将来はアメリカでトッププロとして活躍したいので、今のうちにしっかり英語を勉強したりとか、日本にいるうちにできることはやっていかなきゃいけないなと思っています。
ーいい心がけだね。ところで泰世はコンテストについてはどう思ってるの? 東京オリンピックには出たい?
コンテスト自体は好きですよ。今までもflakeとか、f2Oのコンテストには出ていて優勝したこともあります。でも、現状は出たいと思ってもなかなかタイミングが合わなくて出られないことが多いですね。もちろん東京オリンピックも出たいです。でも年齢的に出れるんですかね? またその次も正式に競技化されるなら出たい気持ちはもちろんあります。でも他にも塩谷眞吾さんがVans Park Seriesとか世界戦に誘ってくれているので、先のことよりもまずはそういう近いところから参戦して経験を積んでいきたいと思っています。
ーうん。期待しています。背が大きくなったの時の滑りを見るのが今から本当に楽しみだよ。では最後にこれからの活動予定とかメッセージがあればお願いします。
はい。これからはさっきも言ったようにコンテストにも出来る限り参加して勝って、日本の人にももっと知ってもらいたいです。SNSも引き続き更新していきたいと思っています。あとは予定はないんですけど、しっかりしたビデオパートも作ってみたいです。とにかくやりたいことはたくさんあるので、皆さんどこかで会ったらよろしくお願いします! 菊池泰世でした。どうもありがとうございました!
菊池泰世(2006年1月10日生まれ)
ホーム:静岡県静岡市
スポンサー:HUF JAPAN、Santacruz Skateboards、187 Killer Pads、Ace Trucks、F2O Park、WARASHIBE RAMP
すば抜けたトランジションスキルで日本を飛び越え、海外から称賛を浴びる期待の新星。体格・スキルともにまだまだ成長の余地を残す未完の大器で、さらなる飛躍に大きな期待がかかる。
Photos:Marcelo Panizza(Riding)、Yoshio Yoshida(Portrait)
Words:Yoshio Yoshida
Taisei Kikuchi – the 12 years old skateboarding prodigy with over 60,000 instagram followers already
What do you need to do to shine in the skateboarding world these days? People would say you have to win a contest, get featured in media, or make a full part. But for Taisei it was a little bit different. He became a world famous skateboarder in only little over a year after he started posting clips on instagram and now people are calling him a “future skateboarding prodigy”. Here is an interview of the next generation superstar.
My father was so worried and even took me to a doctor
ーPlease introduce yourself
My name is Taisei Kikuchi. I was born in January 10th, 2006. I’m in the first year of junior high school. My sponsors are HUF JAPAN, Santacruz Skateboards, 187 Killer Pads, Ace Trucks, F2O Park, and WARASHIBE RAMP.
ーWhen I met you for the first time, I thought you were really small.
Yeah. (laugh) I’m actually the shortest in the classroom. I hardly get any taller. My father was so worried and even took me to a doctor to know if I had some problem. But the test result was just fine. They said a growth hormone is definitely in me, but I would stay like this for a while then get taller later like when I turn 16. I’m just growing slower than others.
ーIt sounds similar to the story of Lionel Messi. It might actually help you to learn tricks faster because you keep the same size body. How did you start skating by the way?
After watching the Sochi Olympic game in 2014 when Ayumu Hirano won silver for snowboarding halfpipe. I thought it was so cool and wanted to try snowboarding. But there was no place to snowboard in my city Shizuoka. Instead I found a skatepark close to my house so I started skateboarding. I’ve met Ayumu once at the SHONAN OPEN contest. I even asked him for his autograph because he’s the one who changed my life.
ーIt’s only four years you have been skateboarding. How did you learn these tricks so fast?
First I went to the skate school hosted by Eiji Uchi at WARASHIBE RAMP. I learned basic tricks there but after that I went on my own. I just come up with ideas of tricks and learn them by myself. I don’t watch skate videos so much, so they are not from videos. They are all coming from my head. I get ideas for tricks by flipping my cell phone like a fingerboard and imagine what kind of tricks could be done. That’s what I do at home all the time. Once the idea becomes possible in my head, I will try to actually do it. It’s always super hard and takes time to make though.
ーYou have had an artistic sense from the very beginning and you’ve brushed it up by making effort. You are a true genius.
Thanks. Well, to me skateboarding is like an art piece. I’m trying to turn images in my head into reality. It’s kind of like painting. I put these tricks together in a line and so on. Posting a footage is like submitting your art piece to a competition. So even for an instagram clip, I don’t want to post ADB tricks or lines. It’s just for the sake of self-satisfaction.
Thousands of instagram follower notifications on the screen
ーThat’s probably another reason why you get so much respect from people all over the world. But how do you get that many followers on instagram (currently over 60,000)?
The trigger was when Skate Crunch MAG (@skatecrunchmag) and Metro Skateboarding (@matroskateboarding) found me and regramed my post. It was the clip of me kickfliping BS nose blunt 360 out.
At that time my dad was taking care of my instagram account. He added so many hashtags to be seen by as many people as possible. A few days after he posted a clip, he found out that his phone died at his work place even though it was fully charged. After turning it back on, he saw thousands of instagram follower notifications on the screen. I remember him being so excited. I was shocked too. It was the beginning. A year after, I got 60,000 followers. I’m stoked.
This kick flip BS nose blunt 360 out led Taisei to the stardom
ーThat’s awesome.
Yeah. Not only instagram but also my facebook videos are getting so many views and shares as well. For example, there is a clip of me skating the bowl at F2O park that I posted this March. It’s got over 4.9 million views, over 130,000 likes, over 58,000 shares, over 11,000 comments, and it’s still going. There are other videos that got over 2 million views. At this point I don’t know how and how far it’s going to go. Of course I’m stoked that my videos went viral all over the world.
This is the video that got crazy amount of views, shares, likes, and comments. No wonder it went viral.
Sponsors sent me DMs via instagram
ーThat’s the way these days. You are a next generation star because of SNS. Did you get your sponsors via instagram as well?
Yes. Sponsors sent me DMs via instagram. For WARASHIBE RAMP (the first sponsor), I asked myself for a support, but got DMs from every other sponsors. I got a DM from the brand manager of Santa Cruz as well as 187. Ace Trucks asked me to ride for them through their Japan distributer, BP trading. There were more people asking me to ride but I couldn’t because of the contracts. It’s just surreal and I feel honored. I’m really thankful for my sponsors and I want to give back to them as much as possible. Getting sponsored by HUF was huge for me. HUF JAPAN’s headquarter is here in Shizuoka and because of them I can be active in the skateboarding world. Skateboarding was a hobby for me but after I got hooked up by HUF I got to the next level. I’m too short to wear their clothing so they made extra small clothing just for me. I’m so thankful and love HUF and everyone who works there.
ーIt’s great to have good people backing you up. I heard that you went to the U.S. this May with the people from HUF JAPAN?
Yes. First I got a DM from Ryan Sheckler via instagram at the end of last year. But I didn’t know who he was since I didn’t watch skate videos. (laugh) After I found out that he was one of the top pros, I started sending DMs back and forth with him then eventually he asked me to come visit him in the U.S. I told that story to HUF JAPAN, and they told me to go for it and took me there
ーWow. So it’s possible nowadays to get a DM from a top pro, if you are an amazing skater. Were you also asked by Sandro Dias to come to Brazil?
Yes. I was just lucky to get a message from him. I’m telling myself to stay humble and always do my best. Sandro asked me to come to Sandro Dias Camp, which he co-organized with RedBull. He even sent me a message in Japanese! That was cool. He is such a big star in Brazil. He owns a whole mountain as his camping site. It’s got a pool, bowl, street course, vert ramp, and even a restaurant. It’s just the whole different level.
Never seen a style like Taisei’s
ーDid you get interviewed over there?
I was interviewed by the medium called Skatemind. RedBull Brazil had an article on their website about 13 world’s best skater kids in last October, a writer named Marcos Hiroshi included me in there. Because of that article I got to be known worldwide and then got an opportunity to go to Brazil. Marcos brought the Skatemind guys so I was down to do an interview with them. I got some other interview offers from a local TV station and magazines but I couldn’t do it because I couldn’t go outside the campsite.
The video of Taisei in Brazil made by Skatemind
ーYou are still very young and it’s so great that people in a faraway county like Brazil want to interview you. Are there any other memorable things about the trip?
The best thing was just hanging out with everyone there. I was asked to write an autograph. When I was leaving they gave me a T-shirt with messages. When I met Sandro Dias he said he had been skateboarding for over 30 years and never seen a style like mine. He asked me questions like who taught me skateboarding and how I got my style. I felt good and was honored.
ー Now that you don’t have to stay only in Japan. You can go anywhere with those connections.
Yes. My dream is to be a top pro skater in the U.S. So I need to learn English more and do what I can to prepare while I’m in Japan.
ーGood for you. By the way what’s your take on contests? Do you want to compete in the Tokyo Olympic game?
I like contests. I have won some contests like Flake or F2O ones. Right now it’s kind of hard for me to arrange my schedule to enter contests. Of course I want to be in the Tokyo Olympic game. Do you know how old you have to be? Even if I can’t compete in the Tokyo, I would like to try the next one if skateboarding is still an official event. Shingo Shioya asked me to compete in Vans Park Series so I want to focus on what’s in front of me instead of worrying about the future.
ーYou will be doing great. I can’t wait to see you grow taller and skating like a man. Any plans and last words?
I would like to enter and win as many contests as possible and I want more Japanese people to know about me. I will keep posting clips on instagram and facebook. One day I want to make a video part too. There are so many things I want to do. If you see me somewhere in the future, let’s skate together!
Taisei Kikuchi (DOB: Jan. 10. 2006)
Home: Shizuka city Shizuoka Japan
Sponsors: HUF JAPAN, Santacruz Skateboards, 187 Killer Pads, Ace Trucks, F2O Park, and WARASHIBE RAMP
With the amazing transition skill, Taisei became a worldwide phenomenon. Being still young and yet to grow, he is already expected to be one of the greatest skateboarder in the future.
Photos:Marcelo Panizza(Riding)、Yoshio Yoshida(Portrait)
Words:Yoshio Yoshida
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